まにあってよかった

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2014.08.27 Wednesday ... - / -
#蝉
蝉はまだ自分が鳴くことを知らない
わけもなく鳴いてしまう一瞬の夏が
春の向こうで待っているというのに
まだ言葉を知らない幸せな僕たちが
暗闇に怯えることがなかったように
蝉はまだ自分が鳴くことを知らない


2007.04.03 Tuesday ... comments(2) / trackbacks(0)
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2014.08.27 Wednesday ... - / -
#Comment








こんにちは、Nさん。お褒め頂き、ありがとうございます。
「りす」の詩としては、かなりナイーブで、かなり恥ずかしいです。



  成虫の時期がとても短い蝉という生き物と
  成人の時期がとても長い人という生き物と
  どちらが幸せなんだろうと考えたりします
  蝉は幼虫の頃は土の中で長い考え事をして
  夏になったら考えることをやめて鳴きだす
  人は言葉を知らない頃は泣いてばかりいて
  言葉を知った途端に長い考え事をはじめる
  どちらが幸せだろうかと考えるのも人です


 
 それでは、また。




| りす | 2007/10/31 10:52 PM |
こんにちわ。
これは、ちょっとわたしの中ではかなりのヒットです。
額に入れて飾りたい。
>わけもなく鳴いてしまう一瞬の夏が
>春の向こうで待っているというのに
この部分、凄く胸にきました。
どの文もはずせない。一文でも欠けたら成り立たない詩、を書けるりすさんに拍手です。

すごくシンプルでわかりやすいのに、見過ごせない。引き込まれてしまう。

わたしたちは、暗闇の中に生まれて、暗闇へ還る、
"命"の重さがこの短い詩の中に詰まっている。
読み終わった後に残る余韻。
何度も読み返してしまう。
>まだ言葉を知らない幸せな僕たちが
言葉を知らない、これから生まれてくる"僕たち"、そこからたくさんの"言葉"を知って、不幸せを知ってゆく。
人生までも想起させる。

知らないことが良いことなのか、ふと自分に色々なことを問いかけてしまう。

素晴らしい詩だと思いました。
ありがとうございます。
| N | 2007/10/31 7:23 PM |
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