まにあってよかった

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2014.08.27 Wednesday ... - / -
#久しぶりの更新です。
鳥について

いくら頭が軽いとしても 空を飛ぶわけではなく
いくら頭が重いとしても 海に沈むわけではなく
頭の位置をほぼ変えずに生きていると 
見えそうで見えないものは 今日も見えないままだ
成長が止まっているからな もう大人なんだし
見たければお金を払いなさいよと
耳元で囁く声にまんまとのせられちゃって
まんまと、とは、首尾よく、という意味だそうで
なるほど 首を落として地べたに頭を転がさなくては
見たこともない角度の景色は 見えないのだ
お前の瞳の中で 鳥が飛んでいるよ
瞳の奥へ奥へと 遠ざかっていくよ
瞳を裏返して鳥を追いかけろ
瞳を捻じ曲げて鳥を見失うな
鳥はお前の大脳半球に向かって飛んでいる
鳥を見ろ 見ることを持続しろ 持続するために見ろ
鳥のめざす先には 広い広い大空と 深い深い海があり
つまり 電線とかビルとか 羽を休める気の利いた場所がないんだな
鳥だって疲れるだろうさすがに 歩くって手もあるのに 
鳥にも足があるってことに そろそろ気付いてあげてもよさそうだ
気の毒な鳥は いつまでもいつまでも飛び続け
優しい君は いつまでもいつまでも僕の瞳を覗きこんでいる
見えそうで見えないものが 見えてしまったらどうしようかと
心配してくれているんだろう いつもありがとう 感謝するよ



















2012.04.11 Wednesday ... comments(2) / -
#欠点
 最近、ほとんど自由時間がないので、詩を読む暇がないのだけれど、
パソコンの「お気に入り」に入れて、この詩をときどき読んでいる。
素直に良い詩だなと思う。心をえぐってくる、言葉が痛い。
関富士子さんが編集している”rain tree"というサイトからの引用です。


豊田俊博さん「欠点」
http://www.interq.or.jp/sun/raintree/rain16/8suisei.html#8sui

”rain tree"には良質な詩と批評がたくさんあります。こんなサイトがよく実現できたなと深い敬意と感謝を感じます。

2012.01.11 Wednesday ... comments(0) / -
#ありがとうございます。
ゆまさんのブログに、僕の詩「新車」を掲載して頂きました。それから鋭い感想も書いて頂き、少なからず動揺しております。ゆまさん、ありがとうございました。
ゆまさんのブログには、以前、「ピーマンの午睡」という詩も掲載して頂きました。
ゆまさんのブログは、ユルユルとした日常風景と、なかなか硬派な詩と詩の感想が同居する不思議な場所です。
ゆまさんブログはこちらです。↓
http://ameblo.jp/mdgtmdgtmdgtmdgtmdgt/













2011.12.24 Saturday ... comments(0) / -
#11/18
閉店間際のブックファースト新宿店で 「敗者の兵法」野村克也 を購入。
俺もオッサンになったな、と思いつつ、僕は何を探しているのかな、と思う。






2011.11.19 Saturday ... comments(0) / -
#11/11
 文藝春秋で、尾崎豊の「遺書」を読む。






2011.11.11 Friday ... comments(2) / -
#11/10

例えば電車の中で読む本として、なにが最適だと思う? と訊かれて、あなたなら何と答えるだろう。ミステリー、時代小説、コミックなど、ジャンルを答えるひともあれば、具体的な作家名を思い浮かべる人もいるだろう。いずれにしても、「電車の中で」という条件が、本の種類を微妙に左右するのではないか。わかりやすくいえば、自宅で官能小説を愛読する男が、電車の中では「論語」を読むとか。車中で会社の同僚にバッタリ、という場面を想定して、無難な本を選んでおいたほうがいいという判断は、だれの心にもあるだろう。でも実際のところ、「何読んでるの?」と気安く踏み込んだ質問をしてくる人はそれほど多くはない。「おや、偶然だな、いつもこの電車かい?」なんて言葉を交わして、本のことなど話題にしないのが、世間の自然な成り行きである。本には書店の名前の入った茶紙のカバーが掛かっていてタイトルは見えない。見えないものにわざわざ探りを入れるのも、大人げないような気がする。本の嗜好だって個人情報なのだ。
 電車の中で読むには、繰り返し読むことに耐える本がいい。ストーリーに主眼が置かれたミステリーやサスペンスでは、続きが気になって、満員電車の中で無理やりページを開いて回りの迷惑になったり、夢中になりすぎて乗り過ごしてしまうこともある。だから、内容はもうとっくに知っているけれど、繰り返し読んでも新しい発見があるような本がいい。
 ではどんな本がいいか。当然、薄い本がいい。ビジネスバッグに納まる文庫本がいい。つまり、新刊のハードカバーはアウトである。新刊ならば新書、さもなくば文庫を選ぶのが、しがないサラリーマンの性である。繰り返し読む、という点では、聖書が最適かもしれない。でも、聖書は厚い。聖書ではないが、聖書のように繰り返し読める本は何か? キルケゴール「死に至る病」が思い浮かぶ。哲学書としては無類の薄さである。タイトル的にも日本の通勤事情に相応しい。しかし、一日の始まりの朝にには、あまりふさわしいとはいえない。次に吉増剛造詩集が思い浮かぶ。薄さは問題ない。繰り返し読んでも、常に新しい。しかし、読むと会社に行きたくなくなる。次に島尾敏雄「死の棘」が思い浮かぶ。もっとも聖書に近い小説はこれではないかと思う。しかし文庫本でも厚さが気になる。やはり会社に行きたくなくなる。

 
 





2011.11.10 Thursday ... comments(0) / -
#11/9

雨風を凌いで幾星霜
人の暮らしに飽きるということはない





2011.11.09 Wednesday ... comments(0) / -
#11/8

無傷で帰ってきやがって、と
言われるのだろうな、あの世で。
いや、何不自由ない上品な暮らしをしているから
無傷で帰っていらっしゃるなんて、と
やんわりと非難されるかもしれない
傷のひとつでもあれば
門番は黙って通してくれるだろう
傷が無くては
口をパクパク開け閉めして
顔に大きな穴が開いて不自由ですと
アピールしなければならない
この穴のせいで
傷ひとつない体になってしまいました
この穴さえなければ
立派な傷を背負って
無言で帰ってこれたのです
しかし 全身に穴ひとつない門番には
なにも聞こえないのだ
門番が何も聞いていないことに気付くまでに
一生かかってしまう






2011.11.08 Tuesday ... comments(0) / -
#11/7
人知れず狂い
土手に歩み寄る歩幅を 愉しんでいる
土手は季節はずれの花火大会で
みんなで上を向いている幸福
おろそかになった暗い足元を僕は行く
震災の影響で三か月遅れて
寒空に火薬の華が咲いている













2011.11.07 Monday ... comments(0) / -
#11/6

見放されて見る月は
近すぎる親戚のように冷たい
覗き 覗かれる関係が
月の形を僕らの
眼差しに似せるのではないか
では 星は抜け目ない衆目か
星になれなかった吐瀉物が
駅のホームで輝いて
醒めている




















2011.11.06 Sunday ... comments(0) / -
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